手の腱鞘炎の痛みの治し方(親指の付け根が痛い場合)

参考サイト:参考URL:親指の付け根が痛い!手の腱鞘炎の痛みの治し方

腱鞘炎のサポーター選定

腱鞘炎を発症すると、親指の付け根に腫れや痛みが起こることがあります。
スマートフォンが広く普及したことで、日本では若い世代を中心に長時間手を使う人が増えています。

手を長時間酷使すると、腱鞘炎など様々な症状が出てきます。
指が痛い場合、サポーターを使う人もいます。
ドラッグストアにもネットショップにも様々な種類がありますが、最近は親指専用の製品もあります。痛い場合は専用の製品の方が安心です。

ドラッグストアやネットショップで商品を選ぶ場合は、自分に合う製品を選ぶことが大切になります。
よく使う部位なので、動きをしっかりと支えてくれるサポート力が重要です。
しっかりサポートできている状態であれば、親指を動かしたときの痛みを軽減することができます。
優れたサポーターは、仕事や家事で指を使う際の不快な痛みを軽減します。
手首が左右に揺れると指にも影響が出るので、手首の過度な動きを抑えてくれる製品の方が便利に使えます。

親指の付け根が痛いケースのテーピング方法

腱鞘炎で親指の付け根が痛い場合、テーピングを行います。
方法は簡単で、まず手のひらを広げて親指を伸ばしてみます。
痛みを感じたら、痛みを感じない方に少しずつ戻していきます。
痛みを感じないところで、親指の中間から手首までテープを真っすぐに貼ります。
次に別のテープを使用し、親指の中間から痛みを感じている関節の上をクロスさせた状態で手首まで真っすぐに貼っていきます。
このテープが1本目のXTapeになります。
2本目のXTapeは、1本目のXTapeの反対側から同じように関節の上をクロスさせて手首まで真っすぐ貼ります。
しっかりと貼ることができたら、次に伸縮Tapeを用意します。
伸縮Tapeの先端には2cmほど切れ目を入れておきます。
親指の中間に巻き込むように貼り、3本のテープを覆うようにして引っ張りながら真っすぐに貼っていきます。
焦らず、ゆっくり丁寧に貼るのがコツです。
伸縮Tapeが手首にかかったところで一周させカットすればテーピングが完了します。

親指の付け根が痛い場合のマッサージ

腱鞘炎で親指の付け根が痛い場合、マッサージを行うと痛みが緩和されることがあります。
慢性的な手の疲れを感じている場合は、日頃からケアすることで予防対策にもなります。
付け根の部分を反対の手のひらで軽くマッサージするのも効果的です。
最初に手首のストレッチを行います。
手首のストレッチを行うことで、腱鞘炎の予防にもつながります。
腕を体の前に出して肘を伸ばし、反対側の手で掌を引き込んでいきます。
左右共に20秒から30秒程度行います。
親指は指の中でも最も使用頻度が高いので、親指の付け根に痛みが出る人が多いです。
手が疲れてしまったときに、無意識に揉んでいる人もいます。
小指の付け根から手首の部分も手の疲れに影響を及ぼします。
反対側の手を使って、親指を周辺からゆっくりとほぐしていきます。
少しずつ場所を変えて、回すように揉んだり真っすぐ押したりして変化をつけるのがコツです。
1回あたり30秒前後で、1日3回が目安となります。

腱鞘炎でゴルフするリスク

腱鞘炎で親指が痛いのにゴルフをすると、腫れなど様々なリスクがあります。
ゴルフでクラブを強く握り腕に力を入れた状態でスイングすると、手首に負担がかかります。


負担がかかった状態で何度も振ることで腱鞘炎を発症します。
スイングが安定しない人も注意が必要です。
力が入った状態でボールを打った場合に、上手く打てないと衝撃が手に伝わります。
繰り返しダメージを受けることで負荷が積み重なり、炎症が起きて痛みが出てきます。

親指の付け根が痛い場合は、症状が悪化しないように安静にすることが大切です。
無理をしてプレーを続けると、さらに悪化するリスクが高まります。
できるだけ患部を動かさないように注意します。
痛みが出ている場合は、患部を冷やし湿布薬を貼ることで症状を抑えることは可能です。
腫れや痛みが長引いている場合は、できるだけ早く病院へ行き専門医の診察を受けることが大切です。
症状が軽い場合は薬や注射で完治が可能ですが、症状によっては手術が必要になることもあります。